主にシムズシリーズのスクリーンショットの載せていきます。
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Akei Simotuki
性別:
女性
自己紹介:
Sims2、Sims3をプレイ中。現在Sims4もはじめようかと情報収集中。
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ドリーマー家のプレイノベライズ、2回目です。
相変わらず遅々として進んでませんが、やたら長くなるのは最初だけだと思います。というか、そうしたい・・・。
あれこれ付け加えてる寄り道要素がなくなればもっと進むの早くなるかなぁ。
ゲームがひと段落着いて時計を見たら結構時間が経ってた。父さんはいつも昼食をとらないから、いい加減空腹で倒れるんじゃないだろうか。
一緒にゲームを楽しんでいたニューソン家の末っ子のジョージアに好きにくつろいでいるように言い置いて、ダークは食事の支度に取り掛かった。
いったん絵を描き始めると滅多なことじゃ集中力が途切れないダレンはいつも昼食をとり忘れる。お客がインターホンを押しても電話が鳴り響いても耳を素通りするばっかりで気が付くそぶりも無い。作業が自主的に中断されるのは空腹が限界に達した時だったりトイレに行きたくなって仕方なくなった時だったり体力の限界でフラフラになった時、そんな時ばかりだ。
家計の為にも1日に絵を一枚仕上げることを自分に課してる父親は朝起きてキャンバスに向かい、描き終わるころにはフラフラですぐ床につく。だから家の中はダークが出かける前とどこも変わったところなど無い。朝起きたベッドは寝起きのままだし慌てて出て行った食卓には皿が乗ったまま、トイレを流し忘れてればこれもそのまま!
家事一切をする余裕のない父親なのでそれらはみんなダークの仕事だった。

まずは食事の為にテーブルの上をきれいにし、ついでに汚れの目立ってきたシンクも掃除もして夕食を作り始める。今夜の食事もまた、マカロニチーズだ。
冷蔵庫からお決まりの材料を取り出し、いつもと同じようにとりあえずまとめてボールに突っ込んでガシャガシャとかき混ぜ、鍋に移して火にかける。流れは意外とスムーズだけども、どうにも手つきが不器用そうだ。

ここで底が焦げ付かないようにじっくり火を弱めなければならないのに、どうにも火力は強すぎるよう。鍋底から丁寧にかき混ぜないといけないのに木ベラもなんだか上っ面だけぐるぐると泳いでいる。
かくして今日もまた、まっくろこげな夕食が出来上がった。
「・・・・・・・また、焦げた。」
ハイスクールに入ってようやくコンロを使うことを許可され、以後食事当番はダークに任されることになっていた。最初は毎日毎日真っ黒こげな料理ばかりがならんでたけれど、最近ようやく焦がさずにまともな料理ができるようになって来てたのに。
「ジョージアにちょっといいとこ見せたいとか思ったのが原因かな・・・・・。」
肩を落として大きくため息をついたものの、作り直してる余裕は無いことを誰よりもダークが知ってます。ジョージには大変申し訳ないけど、これで我慢してもらうしかない。
配膳に向かおうとした所で丁度よくダレンが上から降りて来たようだ。一定間隔ではなく、ちょっとふらついてるようないまいち元気のなさげな足音。これもいつものことで。
降りてきたダレンはリビングに居たジョージアに気が付いたみたいで
「あれ? お客さんきてたのか。」
という声が聞こえてきた。
ジョージアもダレンと向かい合って挨拶をしてるらしい。
「父さん、用意できたよ。 ジョージアも、ちょっと焦げちゃったけどよかったら食べていって。」
ちょっと気まずそうに、でも一応彼女にも声をかけてみる。
彼女にはちゃんとした料理を出せなかった気まずさと、もともとこの家のテーブルには椅子が2脚しかなかったことも手伝って、残った料理にラップをかけて冷蔵庫にしまうとそそくさとその部屋を後にしてしまった。
ダレンが降りてきてテーブルに着いたかわりに今度はダークが2階へ上がる。
使いっぱなしのシャワーやトイレの掃除をし、部屋を片付ける為だ。

ダレンは一日中部屋に篭って絵を描く日々だから、偶の来客をとても喜ぶ。
自宅に一人しか居なくて絵を描いてる最中だと来たことすら気付かないけれど、やっぱり話し相手がダークだけでは寂しいらしい。
降りてきたときはとっても疲れた様子だったのに、少し話が弾んできたら見違えるほど元気になっていた。
2階では話している内容まではわからなかったけれど、楽しそうな声が聞こえてくる。
ダークはベッドを直しながらちょっとふてくされていた。
ホントは自分も加わりたかったのに、ちょっと料理失敗したせいで同席する気になれなくなって逃げてきちゃったけど。
「父さんばっかり楽しそうで・・・・。なんで俺ばっかり・・・・・・・・・・。」
八つ当たり気味にぐちぐち文句をいいながらバンバンと乱暴にベッドを整えて寝室を後にしたら、どうやら食事は終わったみたいでガタガタと椅子を引く音が聞こえてきた。
しばらく待っているとダレンが2皿目を抱えて階段を上ってくる。
1日2食、ひどい時は1食しか食べないダレンはよくこうやってまとめて食べている。今日も1皿じゃ足りなくて、2階でもう一皿食べるみたいだ。

ちなみに上に来るのはテーブルがもう空いた皿でいっぱいで置けないから。家事のできない父親に任せておくと皿が何枚も割れるから、片付けはしないよう言ってある。
自分もお世辞にも家事ができる、なんて言えないけれど、父親がするよりは幾分かはマシだ。
一緒にゲームを楽しんでいたニューソン家の末っ子のジョージアに好きにくつろいでいるように言い置いて、ダークは食事の支度に取り掛かった。
いったん絵を描き始めると滅多なことじゃ集中力が途切れないダレンはいつも昼食をとり忘れる。お客がインターホンを押しても電話が鳴り響いても耳を素通りするばっかりで気が付くそぶりも無い。作業が自主的に中断されるのは空腹が限界に達した時だったりトイレに行きたくなって仕方なくなった時だったり体力の限界でフラフラになった時、そんな時ばかりだ。
家計の為にも1日に絵を一枚仕上げることを自分に課してる父親は朝起きてキャンバスに向かい、描き終わるころにはフラフラですぐ床につく。だから家の中はダークが出かける前とどこも変わったところなど無い。朝起きたベッドは寝起きのままだし慌てて出て行った食卓には皿が乗ったまま、トイレを流し忘れてればこれもそのまま!
家事一切をする余裕のない父親なのでそれらはみんなダークの仕事だった。
まずは食事の為にテーブルの上をきれいにし、ついでに汚れの目立ってきたシンクも掃除もして夕食を作り始める。今夜の食事もまた、マカロニチーズだ。
冷蔵庫からお決まりの材料を取り出し、いつもと同じようにとりあえずまとめてボールに突っ込んでガシャガシャとかき混ぜ、鍋に移して火にかける。流れは意外とスムーズだけども、どうにも手つきが不器用そうだ。
ここで底が焦げ付かないようにじっくり火を弱めなければならないのに、どうにも火力は強すぎるよう。鍋底から丁寧にかき混ぜないといけないのに木ベラもなんだか上っ面だけぐるぐると泳いでいる。
かくして今日もまた、まっくろこげな夕食が出来上がった。
「・・・・・・・また、焦げた。」
ハイスクールに入ってようやくコンロを使うことを許可され、以後食事当番はダークに任されることになっていた。最初は毎日毎日真っ黒こげな料理ばかりがならんでたけれど、最近ようやく焦がさずにまともな料理ができるようになって来てたのに。
「ジョージアにちょっといいとこ見せたいとか思ったのが原因かな・・・・・。」
肩を落として大きくため息をついたものの、作り直してる余裕は無いことを誰よりもダークが知ってます。ジョージには大変申し訳ないけど、これで我慢してもらうしかない。
配膳に向かおうとした所で丁度よくダレンが上から降りて来たようだ。一定間隔ではなく、ちょっとふらついてるようないまいち元気のなさげな足音。これもいつものことで。
降りてきたダレンはリビングに居たジョージアに気が付いたみたいで
「あれ? お客さんきてたのか。」
という声が聞こえてきた。
ジョージアもダレンと向かい合って挨拶をしてるらしい。
「父さん、用意できたよ。 ジョージアも、ちょっと焦げちゃったけどよかったら食べていって。」
ちょっと気まずそうに、でも一応彼女にも声をかけてみる。
彼女にはちゃんとした料理を出せなかった気まずさと、もともとこの家のテーブルには椅子が2脚しかなかったことも手伝って、残った料理にラップをかけて冷蔵庫にしまうとそそくさとその部屋を後にしてしまった。
ダレンが降りてきてテーブルに着いたかわりに今度はダークが2階へ上がる。
使いっぱなしのシャワーやトイレの掃除をし、部屋を片付ける為だ。
ダレンは一日中部屋に篭って絵を描く日々だから、偶の来客をとても喜ぶ。
自宅に一人しか居なくて絵を描いてる最中だと来たことすら気付かないけれど、やっぱり話し相手がダークだけでは寂しいらしい。
降りてきたときはとっても疲れた様子だったのに、少し話が弾んできたら見違えるほど元気になっていた。
2階では話している内容まではわからなかったけれど、楽しそうな声が聞こえてくる。
ダークはベッドを直しながらちょっとふてくされていた。
ホントは自分も加わりたかったのに、ちょっと料理失敗したせいで同席する気になれなくなって逃げてきちゃったけど。
「父さんばっかり楽しそうで・・・・。なんで俺ばっかり・・・・・・・・・・。」
八つ当たり気味にぐちぐち文句をいいながらバンバンと乱暴にベッドを整えて寝室を後にしたら、どうやら食事は終わったみたいでガタガタと椅子を引く音が聞こえてきた。
しばらく待っているとダレンが2皿目を抱えて階段を上ってくる。
1日2食、ひどい時は1食しか食べないダレンはよくこうやってまとめて食べている。今日も1皿じゃ足りなくて、2階でもう一皿食べるみたいだ。
ちなみに上に来るのはテーブルがもう空いた皿でいっぱいで置けないから。家事のできない父親に任せておくと皿が何枚も割れるから、片付けはしないよう言ってある。
自分もお世辞にも家事ができる、なんて言えないけれど、父親がするよりは幾分かはマシだ。
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